ルノワール展趣旨

世界でも有数のルノワール・コレクションを誇る、オルセー美術館とオランジュリー美術館。本展覧会は、両美術館が所蔵する、100点を超える絵画や彫刻、デッサン、パステル、貴重な資料の数々によって画家ピエール・ オーギュスト・ ルノワール(1841-1919)の全貌に迫ります。

写実的な初期作品から、薔薇色の裸婦を描いた晩年の大作まで、多様な展開を見せたその画業。全10章を通して、肖像や風景、風俗、花、子ども、裸婦といった画家が愛した主題をご紹介します。同時に、革新的な印象派の試みから、伝統への回帰、両者の融合へと至る軌跡も浮かび上がるでしょう。画家が辿った道のりは、常に挑戦であり、終わることのない探究でした。

そして、このたび、ルノワールの最高傑作《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》(1876年)が日本ではじめて展示されます。幸福に身を委ねる人々、揺れる木漏れ日、踊る筆触――本物のルノワールに出会う、またとない機会となるでしょう。

《ぶらんこ》1876年 油彩/カンヴァス 92 × 73 cm オルセー美術館 © Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF 
《桟敷席に置かれたブーケ》1880年頃 油彩/カンヴァス 40 × 51 cm オランジュリー美術館、ジャン・ヴァルテル&ポール・ギヨーム・コレクション © RMN-Grand Palais (musée de l'Orangerie) / Franck Raux / distributed by AMF
《座る裸婦》あるいは《身づくろい》1890年頃 鉛筆、白チョーク、サンギーヌ、擦筆/厚紙 62 × 51 cm オルセー美術館 © Musée du Louvre, Dist. RMN-Grand Palais / Martine Beck-Coppola
《イギリス種の梨の木》1873年頃 油彩/カンヴァス 66.5 × 81.5 cm オルセー美術館 © Musée d'Orsay, Dist. RMN-Grand Palais / Patrice Schmidt / distributed by AMF

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